上州バッカス 日々雑感Ⅴ 茂木 洋 寄稿 「 暇と退屈 」
From: 小峰 昭
2022/06/06 (月) 14:33 原稿受領
茂木さん
忘れていないかな？と心配し出したころ、きちんと原稿が届きました。約束を守っていただき、ありがとうございます。 早速、拝読しました。暇と退屈について論理的、哲学的に論じています。暇は客観的な条件で、退屈は主観的な感情や状態、 という論を引用し「退屈から脱却するために人は気晴らしをする」ということに焦点を当てて、ご自身の生活の中の暇と退屈を 振り返っています。そして、気晴らしは結果を求めるのではなくその過程が大切だと説いています。以前に渡辺さんが、 将棋の話を書いてくれた時に「勝敗にこだわらないわけではないけれど、その勝負の雰囲気や過程、棋士の表情などを 楽しんでいる」といったことを思い出しました。戦績はほぼマイナスといいながらも続けているのは、やはり「プロセスを楽しむ」 というギャンブル好きのひとに共通する感覚なんだなと妙に納得しました。それにしても「そのためには、対象をしっかり学ぶこと」 といいながら、旅についても競馬についてもあまり学んでないなあと思いなが読み進んでいくと、最後にきちんとフォローされていました。 あ、そういえば私も「暇だ」と言う方です。「忙しい」という人は「時間の使い方が下手」と言っているようなものだと思っていますので。
昭
20220607 上州バッカス 日々雑感Ⅴ 茂木 洋 寄稿
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