上州バッカス 日々雑感 W 田部井康夫 寄稿
「薬のお値段 ― 認知症と慢性リンパ性白血病と」 

From: 小峰 昭 2022/01/06 (木) 10:29 原稿受領

田部井さん
お忙しい中、期限を守って原稿をお送りいただき、ありがとうございました。早速、拝読させていただきました。 田部井さんのライフワークとなっている認知症の支援事業から薬の話を説き起こし、ご自分の病気の薬の話へと 治療薬の現状と課題を身近なテーマとして執筆しています。確か一昨年の初鰹のときでしたか、近況報告で白血病に罹患して 明日をも知れない命だと、淡々とお話しされていたことを思い出しました。薬価というのは本当にやっかいなんですね。 需給関係で決まるのか、開発コストで決まってくるのかわかりませんが、マスコミなどの新薬の報道があるたびに期待と同時に その価格のべらぼうさに、病気に今のところ関係のない身でも失望してしまいます。金があれば生きられて、なければあきらめる、 という生々しい現実をなんとなく感じて切ない気持ちになりますが、田部井さんの場合はまさに当事者として、否応なく そうした現実と対峙せざるを得なくなっている深刻さを、改めて感じました。「あと何年生きようとするのか、生きられるのか」 という筆者の問いかけに、疾病の有無にかかわらず思わずわが身を振り返りました。ありがとうございました。

20220107 上州バッカス 日々雑感 W 田部井康夫 寄稿

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