上州バッカス 日々雑感 U : 高梨 正彦 寄稿
「 三本目の眼鏡 または 実験動物 」  

From: 小峰 昭  2018/1/7 (日) 10:28

高梨さん
5日に受信しながら、返信が遅くなり申し訳ありません。早速原稿を拝読させていただきました。
パソコンが普及しはじめる黎明期から情報技術に携わり、パソコンの進歩とともに歩んできた高梨さんの半生を、 ご自身の眼鏡という視点を通じて語って戴きました。情報化という時代の先端を行く職業にいて、 さまざまな技術革新の波を生身の人間が否応なく受け止めながら、文明の進歩があるのだということを、 ご自身を実験動物と表現して、やや客観的にクールに語っています。文明の進歩というと、「ますます便利になる世の中だが、 便利になった分、同じ量の失った何かがあることを忘れてはならない」という話を思い出しました。
人間関係ということでは、面倒でも実際に会って、血の通った人とのつながりを作ってゆくということが当たり前だった時代から、 SNSというコミュニケーション手段を持つ時代になり、顔の見えない人とのつながりへと、人間の社会的な在り方が変化していることに、 改めて恐れをいだきます。こういう時代だからこそ、我田引水になるけど、バッカスのようにあえて新年会など様々なイベントを計画して、 集まることの大切さをいまさらながら痛感します。難しいことですが、こうした問題にこれからも真摯に向き合って、 果敢に行動してゆくことが大切だととくづく思いました。ありがとうございました。 

20180107  上州バッカス 「日々雑感U」 高梨 正彦 寄稿

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